無機性汚泥リサイクル
ゴミを出来るだけ出さない、減らす、どうしても出た物は出来るだけリサイクルと言う環境重視の流れから、われわれの業界もここ数年リサイクル事業が加速しています。リサイクルで様々な製品が製造されますが、その製品は使用されて初めてリサイクルなのです。
当社はより良い物を安く、早く、安全にをモットーに日々研究、開発に取組んでいます。
無機処理工程
粉体、粘性物、スラリー状、泥状とさまざまな原料に対応いたします。
含水率を目視又は簡易測定器により把握し配合率(原料、セメント、薬材)を決定後、操作盤にインプット。
あとはタイヤショベルで原料を投入すれば、排出まで全てコンピュータ制御となります。
- 原泥
- 製品
処理能力
無機性汚泥:48t/日
ばいじん:38.4t/日
施工例(駐車場造成工事)
改良土は粒状であることから軟弱地盤の改良等にも適しています。表面を締め固めることによりかなりの強度を得ることができ、また、無機質の為雑草の抑制にも効果があります。
施設のご紹介
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ペレガイア(無機性汚泥処理施設)
大量処理に適したバッチ式の造粒機です。
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有機物リサイクル
密閉型撹拌方式(コンポ)で有機物をリサイクルし、下水汚泥、工業汚泥、食品残渣など幅広い有機物に対応しています。
コンポで出来た製品は、肥料、堆肥、バイオマス燃料 へと生まれ変わり、焼却処理と比べ、98%のCo2削減が可能です。
有機処理工程
代表的な発酵方式には堆積式(堆肥舎)、開放式(ロータリー、スクープ攪拌)密閉型攪拌方式があります。
堆積式とは人力による切り返しにより、長期間堆積する方法。(製品仕上がりまでに3~6ヶ月)開放式攪拌とは移送を切返し装置で行う方式。(製品仕上がりまでに1~3ヶ月)
密閉型攪拌方式とは断熱された発酵槽内で好気性発酵する方法。(製品仕上がりまでに約2週間)
堆積式、開放式は以下のデメリットがあります。
- 1. 適切な水分調整が必要
- 2. 広い設置面積が必要
- 3. 水分調整材の添加により生産量の増加
- 4. 季節変動が大きい
- 5. 臭気対策が困難
密閉型攪拌方式のデメリットとしては、イニシャルコスト(設置費用)が高価と言うところですが、当社はあらゆる環境影響面を考え密閉型攪拌方式(クリーンコンポ)を選びました。
- 原泥
- 製品
処理能力(発酵施設)
有機物:24t/日
成分試験表
- 植物に対する害に関する栽培試験 -試験結果証明書- (PDF形式:1.55MB)
- 分析結果報告書 (PDF形式:1.57MB)
施設のご紹介
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クリーンコンポ(有機汚泥処理施設)
残飯から工業汚泥、下水汚泥とあらゆる有機性廃棄物を10分の1に減溶する施設です。
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